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「出資金」と「融資金」にはどのような違いがある?

会社を設立するうえで避けて通れないのが、資金集めです。

このとき、自分だけで必要なお金を用意できればよいのですが、会社の運営には個人のキャパシティを超えた費用がかかります。

そこで、多くの起業家は第三者からお金を集めることになります。

それが、「融資金」と「出資金」の2つです。融資金は金融機関などから借りるお金で、出資金というのは株式を売ることで個人や団体から提供してもらうお金のことです。

では、これらはどのように使い分ければよいのでしょうか。

その最大の違いは、何といっても返済義務があるかどうかです。

金融機関から借りたお金については、当然ですがかならず返済をしなければいけません。元金だけではなく、年に10%前後となる利息も必要です。それを毎月支払っていくのは、会社にとってもそれなりのコストとなってしまいます。

また、金融機関としても返してもらえる見込みがなければ、お金を貸すわけにはいきません。特に新しく設立された会社には実績がないので、担保や保証人が必要となるケースも多くなってきます。

このように、融資金は起業にとってハードルの高い資金といえるでしょう。

一方、出資金は投資家に返す必要はありません。あくまで、会社が発行した株式を売って、それを買い取ってもらうだけです。

株式には経営に関わったり配当金をもらえる権利もついているので、持っているだけで投資家にとってもメリットがあります。もちろん、業績がよければより株式の価値も高まっていきます。企業側としても、毎月の返済を考えずに柔軟に資本を経営に回すことができるので、まさに両者にとってWin-Winの関係となるわけです。

ただし、出資金にもデメリットはあります。

それは、融資金にくらべてお金を集めるのにかなり時間がかかってしまうという点です。少なくとも、1~2ヶ月程度はかかると見ておいたほうがよいでしょう。

また、株式には経営権がついていることもあるので、投資家に配慮して思いどおりの経営ができない場合もあります。

それに対し、ビジネスローンなどでは1,000万円に満たない金額であれば、わずか1日で融資を受けることができるケースもあります。最近では、公的機関がベンチャー企業などに積極的に融資を行なうようになってきているので、その点でもハードルは下がっているといえるでしょう。

このように、それぞれメリットとデメリットがあるので、経営者としては2つの資金をうまく使い分けていかなければいけません。